ギターの弾き方

Play the guitar!
ギターは格好良い!ギターのブリッジの近くやギターのボディーを叩けばパーカッション。
ギターは素敵!ギターの弦と弦を重ねて弾くと大太鼓・小太鼓。
ギター面白い!擦っても弾いても叩いても色んな楽器に変身!
ギターは楽しい!だから独りで淋しい時は、ギターを弾こう!勿論!仲間とギターを弾くならもっと楽しくなるよ!



「ギターは小さなオーケストラ」と言ったのはベートーベンだとか、いやベルリオーズだとか諸説はあります

が、確かに、ギターはそれ独自で伴奏も独奏も出来るだけでなく、様々な奏法によって極めて豊富な表現力を持っ

ていますので、そ の評価を受けるには相応しい楽器と言えます。

左手指の記号    右手指の記号

 左手指の記号  右手指の記号

左手の基本動作

1フレットは人差し指(1)で・2フレットは中指(2)・3フレットは薬指(3)・4フレットは小指(4)押さえます。

右手の基本動作

1弦は薬指(a)・2弦は中指(m)・3弦は人さし指(i)で、「4〜6弦の」は右手の親指(p)で弾きます。小指(ch)はフラメンコのラスゲアード等の時に使います

「アポヤンド奏法」と「アルアイレ奏法」

ギターの奏法には「アポヤンド奏法」と「アルアイレ奏法」があります。

アポヤンド」はスペイン語で「apoyand」で、apoyar(アポヤール、もたれかかる)という動詞からくる言葉で、

弦を弾いた指がとなりの弦で止める奏法です。

例えば、1弦をアポヤンドで弾いた指はそのままの動きで隣の弦まで真横に移動して音を出す奏法で弾き終った指は、

隣の2弦目(開放弦シ)の上に乗っています。

同様に2弦目をアポヤンドで弾くと3弦目で、4弦・5弦とアポヤンドで弾くことも出来ますが、6弦目をアポヤンドで

弾く場合は5弦目で止める事になりますので、親指で弾くことになります。

メロディー等を強調したい場合等にこの奏法を用います。

(鶴岡まさよしがレキントギターでイントロを弾く時に用いて・・と言えば想像付くかもしれませんね)

「アルアイレ」はスペイン語で「al aire」で「指は空中へ・空気をつかむ・・」という意味のようです。

これは、アルアイレ奏法が指先を弧を描いて手のひらの中に包み込むような動きをする事から来ているのかも

しれませんね。ですから、アルアイレ奏法とは、弦を弾いた後、隣の 弦に指が当たる前に、指の角度が

手のひらの面に向かっている事になります。

和音を弾く時は自動的に「アルアイレ奏法」になりますが、アルペジオの場合はメロディー部分をアポヤンドで

弾く事があります。

禁じられた遊び

楽譜「禁じられた遊び」

赤色の箇所がメロディー部分ですのでアポヤンドで弾きましょう!(慣れるまではメロディーを強く意識すると自動的に強調されるかも知れませんね!)。

今回録音した♪禁じられた遊び♪は、楽譜コーナーで、私のお気に入りの楽譜紹介している「クラシックギターのしらべ」シリーズの中の演奏会、「ライヴで映えるソロ・ギター名曲集」中の「愛のロマンス」を録音しました。

和音・アルペジオ(分散和音)・トレモロ奏法

 
Feste Lariane(ラリアーネ祭)は和音・アルペジオ(分散和音)・トレモロ奏法を楽しむこと が出来ます。
 下がそれぞれの楽譜の抜粋です。上向きの音符がメロディーですので、意識して弾きましょう。
 トレモロと言えば、アルハンブラの思いでが有名ですが、この曲(Feste Lariane)は1弦を多用する為弾きやすく、また、美しい旋律で練習曲として最適だと思います。

和 音

ラリアーネ祭の和音部分の楽譜

※各長調と短調の主要和音(コード)

アルペジオ

ラリアーネ祭のアルペジオ部分の楽譜

トレモロ

ラリアーネ祭のトレモロ部分の楽譜

フラメンコ・フォルクローレ等で多用される奏法

Rasgueado(seco/graneado)

ラスゲアード セコ(Seco)

 薬指(a)中指(m)人差し指(i)で低音弦から高音弦に向かってはじくように、また、高音弦から低音源に向かってかき上げるように弾きます。この時、6弦全部の音が殆ど同時に聞こえる様に弾きます。
楽譜の中では
の記号が付されて指定される事があります。
また、セコの様に6弦全てではなく、音符で指定された弦のみ(例えば4弦から1弦のみ、或いは5弦から1弦まで)
i(人差し指)で弾く場合があります。
(下の楽譜の
印箇所で最初は5弦のシから1弦の開放弦ミ迄人差し指で引き下ろし、その後1弦のミから4弦の開放弦レ迄かき上げる)
どちらかというと、セコよりも多く多用されます。

★★スゲアード グラネアード 

(※単にラスゲアードと言うとこの奏法の事です)

 かるく握った状態から各指をch/a/m/i 又は a/m/iの順番に同じ間隔で素早く弾きます。

ラスゲアード奏法の説明図

この時、指と指の隙間を少し開くイメージで弾くと各々の音の感覚が均一になり聞きやすくなると思います。

ラスゲアード奏法の楽譜

こんな感じです

クリックすると音楽が流れます音量にご注意下さい!

タバレット(tabalet)

タバレットは今まで1,2度楽譜で見た記憶がありますが、このサイトの為に古い楽譜を方端から探したのですが見つける事が出来ませんでした。それ程演奏する機会が少ない奏法と言えるでしょう。

奏法としては、5弦と6弦をダブらせ(5弦の上に6弦を、或いは6弦の上に5弦を載せる)て演奏すると小太鼓の様な音になります。重ねる位置が6フレットの場合と8フレットの場合とでは高さが変わる事が分かります。

以前、テレビで村下孝蔵が一人ベンチャーズでキャラバンを披露していましたが、イントロのドラムの所をこのタバレットで演奏していました。
※国藤和枝編曲による「クワイ河マーチ/March From The River Kuwai」の楽譜の冒頭の数小節が、このタバレット奏法7フレットで5弦と6弦を交叉して押さえる指定となっています。

タンボーラ(tambora)

タンボーラは頻繁に登場しますので、覚えておく必要があります。

左手は楽譜通りに押さえ、右手は親指の側面全体を使ってブリッジの近くの弦を強めに叩きます。

タバレットが小太鼓と表現するならタンボーラは差詰め大太鼓と表現するのがふさわしいかもしれません。

下記右側の楽譜はF.Tarregaのタンゴ(Tango)の5〜8小節の部分で、ラスゲアードとタンボーラを交互に弾く箇所です。

演奏は1小節から始まります。

タバレット(tabalet)                 タンボーラ( tambora)

タバレットとタンボーラの楽譜

tabalet

tambora

クリックすると音楽が流れます音量にご注意下さい!

装飾音

装飾音には、楽譜には現れないようなもの、例えば、特定の音だけの余韻を利かせたいと言うときにその音を強く押さえてその手を左右に動かすビブラート奏法がありますが、多くの場合明確に指示されている所があります。

プラルトリラー(Pralltriller)

この記号がついている場合は、主音の前に(主音+上二度の音)の装飾音をつけます。例えば、最初の音ファを弾いた後素早くソを、再び、ファに戻ります。

モルデント(Mordent)

この記号がついている場合は、主音の前に(主音+下二度の音)の装飾音をつけます。

例えば、左の楽譜は、チェンバロ協奏曲第5番第2楽章の1小節目ですが、左手中指でドの♯を弾いてから、下二度の音(解放弦シ)をそして、素早く元のドの♯にもどります。

ピッチカート(pizz.)

長野文憲編曲「エル・チョクロ 永遠のギター・アルバム3」より「さらば草原よ/Adios,Pampa mia!」の楽譜の最初の数小節

ピッチカート奏法は、バイオリン等でも用いられますが、その場合は、ギターの様に右手で弦を弾きます。しかし、ギターの場合、例えば、上の楽譜、アルゼンチンタンゴの名曲「さらば草原よ/Adios,Pampa mia!」ですが、この様に、pizz.と表記されるピッチカートは、よくラテン音楽を弾くときに出てくる奏法ですネ!

弾き方は、右手の平の小指側の付け根あたりの膨らみ部分をギターのブリッジ近くの弦に軽く触れながら、左手は従来通りの運指で弾きます。ポン・ポン・ボン・ボンと音は軽快ですが通常のように長く響かず、どちらかと言うと弾くと同時に消音している感じです。

曲 名 検 索